なんだか聞こえが悪くなっている気がする、
家族や友達との会話で話が分からないことがある・・・
でも、まだ自分は大丈夫!これぐらいなら困っていない!
そう考える方も多いかもしれませんが、それって聴力低下のサインかもしれません。
そんなときに確認していただきたいポイントがあります。
1. 聞き返しが多くなる
聴力が低下してくると会話で聞き取りにくさがでてくるため、
「え?」や「は?」などと会話を一時的に止めてしまうことが多くなります。
2. 聞こえにくいときに耳に手を当てる
聞こえにくいときに無意識に手を当てて聞いていることはありませんか?
耳には音を効率的に集めることで聞き取りやすくする集音機能があります。
手を当てることによってその効果が増し、より聞こえやすく感じます。
3. 早口の声や周りが騒がしいと聞き取りにくい
聴力が低下すると、早口の言葉が聞き取りにくくなります。
また、雑音下ではさらに聞こえが悪くなるため、
「静かな場所では聞こえるのに、人混みに行くと急に会話が理解できない!」
といったことが起きやすくなります。
4. 複数人での会話が聞こえにくい
音は距離が2倍になると-6㏈減衰すると言われています。(㏈:音の大きさを表す単位)
そのため、距離が遠くなるほど耳に届く大きさが小さくなります。
5. 今まで聞こえていた音が聞こえなくなった
加齢による難聴の場合、高い周波数の音から聞こえにくくなる特徴があります。
体温計の音や虫の声など聞こえないことはありませんか?
最近は、TVや雑誌などでも聞こえに関する話題を目にすることが増えてきたかと思います。
心当たりがある方は、ぜひ一度耳鼻科への受診をおすすめいたします。